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リンパ球分離採取・全血採血

先ず患者様の体内から、リンパ球を採取し、培養センターへ運びます。
採取方法は2種類あります。専用装置を用い血液からリンパ球だけを分離するリンパ球分離採取(リューコフェレーシスと呼ばれる方法です)と一般的な注射器による全血採血です。

リンパ球の中でも、最も、がんを殺傷する力が強いのはNK細胞です。ANK免疫細胞療法では、リンパ球集団の中から、主にNK細胞だけを増殖させます。ところが、NK細胞はリンパ球の中でも増殖が遅く、培養に時間がかかります。また、無制限に増殖し続けるものではありません。
そのため、少しでも多くのリンパ球から培養を始める方が好ましく、たくさんの血液からリンパ球を分離採取し、リンパ球以外の血液成分は体内に戻す方法(=リンパ球分離採取)、を基本としております。抗がん剤治療の副作用で貧血がある方等には特に推奨されています。延べ5〜8リットル相当の血液を体外循環させ、大量のリンパ球を集めます。

一方、リンパ球分離採取を実施できる医療機関は限られております。体調等により採取先の医療機関への移動が困難な方には、一般的な全血採血も行われています。

全血採血の場合は、培養を開始する時点のリンパ球が、リンパ球分離採取された場合に比べ少なくなりますので、少しでも細胞数を増加させるため、培養期間も長くなります。
また一度に大量の全血採血が困難な場合、何回かに分けて採血する場合もありますので、詳しくはANK療法担当医師の説明をお聞きください。

リンパ球分離採取と全血採血の違い

リンパ球分離採取

方法 メリット デメリット
専用の血液成分分離装置を用いる。
事前処置、止血の時間を合わせると合計約2時間半〜3時間。
なお、血液を体外循環している時間は約90分〜120分。
血液成分を損なうことなく、多くのリンパ球を得られる。(5000〜8000mlの血液量に相当)
貧血があっても、医師の判断により、採取は可能。
点滴治療回数により最短の期間で治療開始可能。
専用装置が設置してある医療機関に出向かなければならない。 約3時間ベットに横たわっていなければならない。

全血採血

方法 メリット デメリット
一般的な注射器を用いる。
点滴治療回数により標準採血量は以下の通り。
3回=100ml、6回=200ml、
12回=400ml
最寄りのANK実施医療機関で採血できる。時間もかからない。 貧血の状態等により、採血できない場合もある。
得られる細胞数が少ない。

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リンパ球採取ができる医療機関と費用

地域 医療機関名
東京都中央区 新日本橋石井クリニック
東京都三鷹市 みたかヘルスケアクリニック
東京都中央区 松本クリニック銀座
東京都世田谷区 桜新町クリニック
愛知県丹羽郡 大川外科胃腸科クリニック
京都府山科区 音羽記念病院
兵庫県芦屋市 芦屋グランデクリニック
福岡県北九州市 ひわきクリニック
福岡県大野城市 喜多村クリニック
宮崎県えびの市 えびのセントロクリニック
  • ※リンパ球分離採取は治療回数分まとめて採取いたします。
    12回治療の場合、リンパ球分離採取を1回行う場合と、2回行う場合があります。詳しくは医師とご相談ください。リンパ球分離採取を2回行う場合は、2回分の採取費用がかかります。
  • ※採取費用は自由診療のため医療機関により異なります。採取1回あたり、約16万円〜22万円程度です。
  • ※リンパ球分離採取の予約は、ANK療法担当の医療機関が行います。
  • ※採取リンパ球搬送代行費
    採取されたリンパ球は、当日中に京都培養センターまで搬送する必要があります。京都(音羽記念病院)以外の医療機関で採取された場合は、リンパ球を直接、京都培養センターまでご持参ください。あるいは、リンパ球搬送代行を手配することもできます。この費用は採取医療機関の地域によって異なります。(13,500円〜60,000円/税別)詳しくはお問い合わせください。

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